ラグビーワールドカップ2019日本大会は10/20(日)世界ランク6位の日本と同4位の南アフリカがベスト4をかけて戦いましたが、3-26で惜しくも敗れてしまいました。
しかしながら予選リーグを4戦全勝で勝ち抜いたことやラグビーの精神である試合が終わったらノーサイドなどのスポーツマンシップあふれる振る舞いに日本国内ではラグビーに興味を持っていなかった人もにわかファンとして大いに盛り上がりましたね。
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ラグビー日本代表のこれまでの成績
プールA
9/20(金) 日本 30-10 ロシア
9/28(土) 日本 19-12 アイルランド
10/5(土) 日本 38-19 サモア
10/13(日) 日本 28-21 スコットランド
プールAを1位で通過、念願のベスト8を決めました。
準々決勝
10/20(日) 日本 3-26 南アフリカ
前半は80%近くのボール保持をしていたが決定的なトライを奪うことができず、ベスト4に進むことはできなかったが、多くの感動を国内外に与えてくれました。
ラグビー日本代表の世界ランクは?
ワールドラグビーはW杯期間中、試合ごとに結果を世界ランクに反映させているのだが、試合前には過去最高の世界ランク6位であったが、南アフリカの試合後8位にランク付けされました。
改めての順位は以下となります。※2019/10/20時点
1位 ニュージーランド
2位 イングランド
3位 ウェールズ
4位 南アフリカ
5位 アイルランド
6位 オーストラリア
7位 フランス
8位 日本
9位 スコットランド
10位 アルゼンチン
ラグビー日本代表に対する試合後の南アフリカ代表の声
■南アフリカ代表 ラシー・エラスマスHC
日本のパフォーマスを誇ってください。スコットランド、アイルランドがいたのにトップで通過しました。ハーフタイムで私たちは本当に不安を抱えて、緊張していました。本当に日本のラグビーを誇ってください とコメント
■南アフリカ代表 9番 デクラーク
試合について:とてもフィジカルなゲームになりました。我々もスペースをとっていかないといけないということで、素晴らしいゲームになったし、楽しかったです。FWも素晴らしい仕事をしたし、良い仕事ができたと思います とコメント
日本について:よくやってきて、ディフェンスが大変だった と称賛 日本、そしてファンのみなさんにも称賛を送りたい とコメント
日本代表ラグビーの素晴らしさ
代表選出の方法ですがオリンピックやサッカーでは代表となるには国籍の取得が必要となる一方ラグビーは国籍主義を取っておらず両親や祖父母のうち誰か一人が代表となる国で生まれている場合や、その国に3年以上継続して住んでいれば、国籍が異なっても代表として認めています。
この辺が日本人になじみのなかった一因かもしれませんが、国籍が異なるメンバーが母国の代表より日本代表として日本を選び日本のために戦っていることに感動を覚えたのではないでしょうか。
また、日本のプレーは反則が少ない試合が多く、イエローカードを出されることもなくフェアプレーで素晴らしかったですね。
日本人に合う?ノーサイドの精神
戦い終えたら両チームのサイドが無くなって同じ仲間になる。いわゆる「ノーサイド」の精神で知られる文化は、ラグビー独特であり選手のみならず観客にも根付いています。
ラグビーの観客席はサッカーやプロ野球のようにチーム別に席が分かれておらず、観客は混ざり合って座り声援を送る。敵対するチームを応援するサポーター同士でも、試合後は肩を組んで健闘をたたえ合う光景が、あちらこちらでみられました。
この「ノーサイド」の精神は日本人の気質にもあうのではないでしょうか。
ラグビー日本代表が日本人にもたらしたもの
日本代表の活躍によって、多くの人がそのルールや素晴らしい精神に触れることができただけでもNHKの実況の方がコメントした「にわかファン」もよいものなんだろうと思います。
残されたベスト4以降の戦いも興味深いものとなりましたし、日本代表の活躍に勇気や感動をもらった方も多かったのではないでしょうか。トップリーグをはじめ今後のラグビー人気につながりそうですね。
日本代表の皆さん、お疲れ様でした!また、感動をありがとうございました!
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